皆さんは体の中で「汗」が一番気になる場所ってどこですか?
人によって「ワキ汗」「手足の汗」「顔の汗」など様々ではないでしょうか。

特に顔の汗は洋服で隠す事もできず、女性だと化粧が崩れる原因にもなり、たくさん汗をかいていることが回りの人にすぐわかってしまうため悩んでいる人も多い印象です。
今回はそんな顔の汗に悩む人にオススメの、顔用制汗剤(デオドラント)を紹介します!

顔用の制汗剤(デオドラント)を選ぶときのポイント

顔用の制汗剤を選ぶときに重要なポイントはいくつかあります。

・制汗成分をチェックすること
・お肌に優しい成分が配合されていること
・保湿力の高い成分が配合されていること
・女性の場合はメイク前後の使用が可能かどうかということ
・美肌成分が配合されていること

などです。
一番下の美肌成分は「入っていたらラッキー」くらいのレベルで構いませんが、上4つは非常に重要なポイントです!

なぜこの4つのポイントをチェックしなければならないのか?順に説明していきます。

制汗成分をチェック

“制汗剤”に配合されている制汗成分には種類があるということをご存知ですか?
制汗成分は別名『収れん剤』と呼ばれる成分のことで

・クロルヒドロキシアルミニウム
・ミョウバン(焼ミョウバン)
・塩化アルミニウム
・フェノールスルホン酸亜鉛(パラフェノールスルホン酸亜鉛)
・酸化亜鉛

などが有名です。
これらの成分は引き締め成分で、お肌を引き締め(タンパク質を変性させて血管や組織を縮める)たり汗腺に蓋をしたりすることで汗や皮脂の分泌を抑える働きがあります。

この制汗成分の中にも刺激が強いものと弱いものがあり、特にクロルヒドロキシアルミニウムやミョウバン、塩化アルミニウムなど「アルミニウム」が配合されているものは注意が必要です。
特に塩化アルミニウムは、制汗作用は非常に強いのですが肌への刺激も強く、肌荒れを起こしたり痛みや赤みが出たりする場合があります。

クロルヒドロキシアルミニウムは塩化アルミニウムに比べると刺激はマイルドですが、やはり肌への刺激が無いわけではありません。
体よりもデリケートなお肌の顔に使用する制汗剤はなるべく刺激の少ない、パラフェノールスルホン酸亜鉛や酸化亜鉛などが使用されているものを選んだ方が良いでしょう。

肌に優しい成分が配合されているものを選ぶ

次に、収れん成分以外の成分に関してですが、こちらもお肌に優しい成分のものを選ぶようにします。
具体的には合成香料や着色料、アルコール、鉱物油やタール色素などの入っていないものが良いでしょう。

また、肌が弱い人や乾燥肌の人はなるべく殺菌剤の入っていないものを使うことをオススメします。
というのも、“制汗剤”には有効成分として「収れん剤」と「殺菌剤」の2種類の成分、もしくはどちらか1種類の成分が入っているのですが、収れん剤と同じく殺菌剤もものによっては非常に強力な成分が配合されている場合があるのです。

殺菌剤は肌表面の雑菌(悪玉菌)を減らし、嫌なニオイを分泌させることを防いでくれるためニオイケアに効果的な反面、肌表面の善玉菌(美肌菌とも言います)も悪玉菌と一緒に殺菌してしまうため、お肌を健康に保ち保湿や免疫を司る機能を狂わせてしまう場合があるのです。
(※殺菌効果によってアクネ菌を撃退するなどの効果もあるので、絶対に悪影響というわけではありません)
すると、免疫機能を失ったお肌はニキビや乾燥・皮脂の過剰分泌など発汗とは違った方向性の肌トラブルを引き起こしてしまいます。

制汗剤によく使われるシメン-5-オール(別名イソプロピルメチルフェノール)はマイルドな殺菌成分ではありますが、肌の上の菌はただ殺菌すれば良いというものではありません。
特に肌トラブルが心配な人は、殺菌成分の入っていないものを選んだ方が皮膚表面の常在菌バランスなどを心配せずに使用することができますよ。

女性はメイク前後にも使用可能かどうかをチェック

これは女性なら説明せずともなぜ必要なのかおわかりになると思いますが、顔の汗が嫌厭される理由として、「化粧が崩れる」というのが挙げられます。
確かに毎朝早起きしてメイクをしているのに、会社に着く前には汗でドロドロ…とか本当に嫌ですよね。

制汗剤を使うことで汗を抑えることはできますが、配合されている成分によっては使っている化粧品との相性が悪く、逆に化粧が崩れやすくなる可能性もあります。

原則的に、基礎化粧品や制汗剤を塗ってすぐ化粧はしないようにし、少し時間をおいてから次のステップへと移行するとアイテム同士の成分が混ざることでの化粧崩れを防止できますよ。

また、制汗剤を使っても化粧崩れや汗が気になる場合は制汗剤を塗るのは洗顔後化粧水の前後にし、そのあと基礎化粧品は使うようにするのも効果的。
どのタイミングで使用するのが一番自分と使用している化粧品との相性が良いかなどは実際に使ってみないとわからないので、気になる人はとにかく一度試してみることをオススメします!

顔用の制汗剤おすすめ6選!

サラフェプラス【医薬部外品】

サラフェプラス【医薬部外品】

サラフェプラス【医薬部外品】

価格(税抜き):2,980円(定期コース2回目以降5,480円)
内容量:30g
返金保証:アリ
制汗成分:フェノールスルホン酸亜鉛
保湿成分:シャクヤクエキス、ワレモコウエキス、大豆エキス、茶エキス、オウゴンエキス、ユキノシタエキスなど

制汗成分と保湿成分の他に殺菌成分シメン-5-オール(イソプロピルメチルフェノール)を配合。メントールも配合されているため、肌に乗せるとひんやりした使い心地で伸びが良く心地よい使い心地。
メイクの上からでも使える商品です。
返金保証を設けているようなので、購入して自分の使っている化粧品との相性など試してからダメなら返金してもらえるところも嬉しいですね。

プレミアムデオヴィサージュ【医薬部外品】

プレミアムデオヴィサージュ【医薬部外品】

プレミアムデオヴィサージュ【医薬部外品】

価格(税抜き):3,980円(定期コース2回目以降4,980円)
内容量:30g
返金保証: アリ
制汗成分:フェノールスルホン酸亜鉛
保湿成分:ヨクイニンエキス、シャクヤクエキス、柿タンニン、ワレモコウエキス、茶エキスなど

こちらも殺菌成分シメン-5-オール配合。水に強いウォータープルーフで、1日サラサラをキープできるとともに、肌表面をコーティングしてキレイに見せる効果もあります。海やプールでも使えるというのも嬉しいポイントですね。
ミントも配合されているので、使い心地の爽やかさと冷感効果もアリ!
個人的に残念だなと思うところは、最低3回の継続購入をしなければならないというところ。都度購入は7,980円+送料650円(税抜き)だそうです。

薬用ノエミュ SSジェル【医薬部外品】

薬用ノエミュ SSジェル【医薬部外品】

薬用ノエミュ SSジェル【医薬部外品】

価格(税抜き):980円(2回目以降4,980円)
内容量:30g
返金保証: ナシ
制汗成分:高純度パラフェノールスルホン酸亜鉛
保湿成分:ヨクイニンエキス、シャクヤクエキス、ワレモコウエキス、シャクヤクエキスなど

こちらもメイクの上からでも使用できるのが嬉しい商品。殺菌成分シメン-5-オールも配合で、落とす時はメイク落としではなく洗顔フォームでOKなんだとか。 アロマ成分も配合で心と体をリフレッシュしてくれます。顔の発汗は精神的な理由のものも多いので、リラックス効果が得られるのは嬉しいポイントですね。
ただし、こちらは初回購入額が安いかわりに4回以上の購入継続が必要なのがネック。合計だと16,000円ちかく費用がかかります。返金保証もなさそうなので一度だけ試す場合はアマゾンなどでの購入が良さそうです。

テサランフェイス【医薬部外品】

テサランフェイス【医薬部外品】

テサランフェイス【医薬部外品】

価格(税抜き):4,980円
内容量:35g
返金保証: アリ
制汗成分:パラフェノールスルホン酸亜鉛
保湿成分:チャ葉エキス、ハマメリス樹皮、加水分解大豆エキス、キュウリ果実エキスなど

下地としても使用OKな制汗剤で、殺菌成分イソプロピルメチルフェノール(シメン-5-オール)配合。こちらの商品は返金保証がなんと1年という非常に長い期間設けられています。
もともとはテサランという手汗を抑える商品から派生して作られた顔専用のクリームなんだとか。定期購入も一切なしで、継続購入の必要もないので手軽に試しやすい商品です。
一つ気になるのが、ホームページの「お医者さんの推薦の声」という部分。こちらは肩書的にどう見てもお医者さんではないのですが、これはご愛嬌といったところなのでしょうか。公式サイト以外からの購入は返金保証の対象外となるようなので要注意です。

レデオス【医薬部外品】

レデオス【医薬部外品】

レデオス【医薬部外品】

価格(税抜き):4,980円
内容量:30g
返金保証: ナシ
制汗成分:フェノールスルホン酸亜鉛
保湿成分:ツボクサエキス、カキタンニン、チャエキス、イタドリエキス、オウゴンエキス、カモミラエキスなど

こちらの商品は、「顔専用」というわけではありませんが、殺菌剤不使用でお肌に優しい商品なので今回ピックアップしています。
(問い合わせてみたところ、顔に塗っても問題ないそうです)
殺菌剤不使用だからといって、殺菌剤使用のものに比べ効果が劣っているかと言うと全然そんなことはなく、むしろお肌に優しいのにきちんとニオイ・汗ケアができるので感動を覚えるほど!
クリームの他にボディソープの販売もありますが、こちらにはバイオエコリアと言ってお肌の美肌菌を育てる成分も配合されており、美肌菌を無駄に殺さないようにするための“殺菌剤不使用”なんだなーとブランドの確固たるコンセプトを感じられます。

トリムクール【医薬部外品】

トリムクール【医薬部外品】

トリムクール【医薬部外品】

価格(税抜き):980円(2回目以降4,500円、購入回数に応じて割引率アップ)
内容量:30ml
返金保証: アリ
制汗成分:フェノールスルホン酸亜鉛
保湿成分:ワレモコウエキス、ノバラエキス、アーティチョークエキス
、カキタンニン、チンピエキスなど

こちらは男性用の顔汗・テカリ・ニオイケアとされていますが、もちろん女性の使用もOKな一品です。
殺菌成分シメン-5-オールも配合されており、他には見られないスプレータイプなのがポイント。洗顔・化粧水など整肌後シュッとスプレーしてから日焼け止めなどのケアを行います。クリームだと手が汚れるのが気になるという人にオススメです。

まとめ

今回は顔に使える制汗剤を紹介しました!
現時点では「顔にも塗れるくらい刺激の少ない成分の制汗剤」という枠を出ていませんが、
今後コントロールカラー入りのより化粧下地に近いものや、日焼け止め兼デオドラントなどと言った商品が出て来ないかな、と思います。

最近はコントロールカラー入りの日焼け止めなども販売されていますから、もしかしたら顔汗に悩む人のための化粧下地なども販売されるかもしれないですよね!
これら制汗剤でも顔の汗を抑える効果が得られなかった人は、神経に作用して発汗を抑えるボトックスなどの使用を検討してみてはいかがでしょうか。

気になる顔の汗がスッキリ抑えられると良いですね!

顔用以外の制汗剤について詳しくしりたい人はこちらの記事もご覧ください。

この記事を書いた人

r.t

歯科衛生士
スキンケアアドバイザー


2匹のチワワと暮らしています。
ペットとの生活臭が気になるところから、体臭などの全身の臭いケアについても勉強するようになりました。

歯科衛生士として都内のクリニックに4年勤めたのち、現在は化粧品メーカーに勤務する傍ら美容について日々勉強しています。

歯科衛生士の視点とスキンケアアドバイザーの視点から、気になる臭いのケアについてご紹介していきたいと思います。

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2匹のチワワと暮らしています。
ペットとの生活臭が気になるところから、体臭などの全身の臭いケアについても勉強するようになりました。

歯科衛生士として都内のクリニックに4年勤めたのち、現在は化粧品メーカーに勤務する傍ら美容について日々勉強しています。

歯科衛生士の視点とスキンケアアドバイザーの視点から、気になる臭いのケアについてご紹介していきたいと思います。

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