【画像】膿栓の取り方6選と対策!見えない膿栓も口臭原因!?

濃栓は扁桃にある陰窩と呼ばれる穴の中にできる

変な白い玉は濃栓だと伝えるイラスト

ある日、くしゃみをしたら口からポロっと小さな白い塊が…。
「ん?食べかす?」と思ったら、ものすごい悪臭を放っている…そんな経験はありませんか?
実はそれ、膿栓(ニオイ玉)かもしれません。

膿栓(臭い玉)ができる場所はここ!

濃栓は扁桃にある陰窩と呼ばれる穴の中にできる

膿栓ができるのは、口の奥にある扁桃(へんとう)という場所。扁桃の表面には陰窩(いんか)と呼ばれる穴があって、その穴の中に膿栓はできます。
膿栓は扁桃栓子とも呼ばれ、特に石灰化して固くなったものは扁桃結石とも呼ばれます。

固まる前は膿汁と言う液体状ですが、固まると膿栓になり一般的には「臭い玉(においだま、くさいだま)、臭玉(くさだま)」などと呼ばれています。

膿栓(臭い玉)がない人も居る?

濃栓がある人とない人
濃栓がある人とない人の扁桃の状態

扁桃の形には個人差があります。大きな人もいれば、小さな人もいます。
表面のデコボコが目立つ人もいれば目立たずつるんとしている人もいて、人によってまちまちです。

喉の構造や扁桃・陰窩の大きさや数・深さなどによって臭い玉ができやすく、目立つ人もいればほとんど無い人もいます。
ですが膿栓は誰にもできるものだと思っておいてください。

見えない場所に埋まっている膿栓(臭い玉)も存在する

目に見えている膿栓(臭い玉)だけが真実ではない!これは肝に銘じておいてください。
口を大きく開けて扁桃をチェックしてみても、どこにも膿栓らしき白い塊がない。これだけでは実はまだ安心できません。
扁桃ポケットとも言われている陰窩の奥に膿栓が埋まっていて扁桃の表面からは見えてないだけの可能性もあるので油断は禁物です。
膿栓が無いのに口臭がドブのような臭いがしたり、歯磨きしてもすぐに口臭が臭くなる人は、隠れ膿栓の可能性も考えられます。

陰窩の奥に埋もれて見えていない膿栓が綿棒などで押すことで出てきている様子

見えない膿栓(臭い玉)の発見方法

扁桃ポケットである陰窩の奥に埋まっている膿栓を発見するには、綿棒や指で扁桃をギュウ~っと押してみましょう。
するとニュルニュルっと濃栓が出てくることがあります。
ただし、間違えて扁桃ポケットである陰窩の入り口を押してしまうと、膿栓がさらに奥に入り込んでしまう場合もあるので陰窩の少し下の部分を押すようにしましょう。

膿栓(臭い玉)の実際の画像

口腔内の膿栓(臭い玉)の画像1

大きさやサイズによっても変わってきますが、ただの白い塊に見えたり、カリフラワーのようにも見えたりニキビを潰した時に出てくる膿にも見えます。

口腔内の濃栓(臭い玉)の画像2

口腔内の右側にも左側にも、どっちにも濃栓(臭い玉)はできます。

ティッシュの上の膿栓(臭い玉)画像

ふとした拍子にびっくりするぐらい大きな膿栓(臭い玉)が取れることもあります。

なぜ膿栓(臭い玉)はできる?

濃栓で悩む人
濃栓は死んだ白血球や食べカス、細菌、ウイルスの塊

膿栓は、死んだ免疫細胞や細菌・ウイルスの死骸、タンパク質・食べカスなどが固まったものであると言われています。

細菌やウイルスが喉に侵入すると、鼻や口から侵入する病原体に対する防御機能である扁桃は攻撃を開始します。
こうした戦いの結果死骸となった細胞や細菌が扁桃に残ったり、食べカスなどが陰窩に溜まったりすることで膿栓は作られます。

このように、膿栓は免疫機能が原因で出来るため誰にでも出来る可能性があり、また膿栓自体は病気ではないと言えるのです。

膿栓(臭い玉)の出来やすさには個人差がある

体質や個人差で濃栓のできやすさが違う

膿栓ができやすい人は、喉に細菌が増殖しやすい人です。
喉に細菌が増殖することで膿栓の元となる細菌やウイルス、免疫細胞の死骸などが生み出されます。
またずっと細菌と戦い続けていると扁桃は常にストレスに晒されるため、慢性扁桃炎になるリスクが高くなってしまいます。
更に慢性扁桃腺になると病気を引き起こしてしまう可能性も出てきます。

腎臓病(IgA腎症)
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
関節リウマチ
胸肋鎖骨過形成症(きょうろくさこつかけいせいしょう)

これらの共通点は『自己免疫疾患』です。
慢性的な炎症は自己免疫機能を狂わせてしまうので上記のような病気が進行、悪化してしまうことがあるので注意が必要です。
膿栓が頻繁にできる、扁桃炎を患っているというには尿検査をしてみるのも良いかもしれません。

その他の濃栓ができやすくなる原因

・ドライマウスで喉が乾燥している
・免疫力が低下している
・喫煙
・アレルギー
・蓄膿症
・急激な気温の変化

これらも喉に細菌を増殖させたり、扁桃にダメージを与えたりする原因となります。

膿栓(臭い玉)の取り方6選とリスク

濃栓がどうやったら取れるのか悩む人

喉の奥に出来てしまう膿栓。自分で取る方法はないのでしょうか。

臭い玉を自分で取る方法は、ネットで検索すると複数ヒットします。
しかしどれも根本的な解決方法ではなく、場所の問題上うまく取ることが出来ずにしつこく行うと喉の粘膜や扁桃を傷つけてしまう恐れがあります。

膿栓を除去したい時は、自分で対処しようとせず耳鼻咽喉科を受診するのが一番なのです。

病院に行かずに濃栓を取りたいと考えている人の心理

ここでは病院に行かず臭い玉を取る方法を紹介しますが、あくまでもなぜ行ってはいけないのかを紹介しており、これらの方法を推奨するものではないという事をご理解ください。

①綿棒や歯ブラシで取る

綿棒を自分で口の中に突っ込んで取ろうとしている様子

綿棒や歯ブラシ・指先などで膿栓の周りを圧迫したり、こすったりする事で膿栓を取ろうとする方法です。

この方法で行うリスク

・喉の粘膜や扁桃を傷つけてしまう可能性が高い。
・繰り返し扁桃を刺激することで、慢性的な扁桃炎を誘発する。
・デリケートな場所なので、異物を入れる事でオエッとなる。
・清潔ではない指や綿棒などを使用することで膿栓の発生を悪化させる可能性がある。
・刺激することで陰窩を広げ、膿栓の発生を悪化させる可能性がある。

②シャワーやウォーターピックで取る

口の中にシャワーの見ずを浴びせて濃栓を取ろうとする様子

こちらは綿棒などを使用するよりは比較的安全な方法で、お風呂のシャワーやウォーターピック(ジェット水流を出す口腔洗浄器)などを使用して水圧をかける事で膿栓を洗い流そうとする方法です。

この方法で行うリスク

・強い水圧がかかるため扁桃がダメージを受ける。
・喉周辺に強い圧力がかかるためオエッとなる。
・口から水を入れ、口から出すためどこに水が当たっているのかイマイチよくわからず、取りにくい。
・うっかりすると膿栓を飲み込んでしまう。
・刺激することで陰窩を広げ、膿栓の発生を悪化させる可能性がある。

③くしゃみや咳で取る

こよりで鼻の中を刺激した際に出るくしゃみの勢いで濃栓を取ろうとする様子

これは道具を使わないため安全な方法ではありますが、意図的に出せるものではないため「いつ膿栓が出てくる(取れる)のかわからない」というのがデメリットです。

この方法で行うリスク

・膿栓を出すために無理にくしゃみや咳をすると喉を痛める可能性がある。
・刺激することで陰窩を広げ、膿栓の発生を悪化させる可能性がある。

④手動式、電動式吸引器で取る

電動の吸引機で膿栓を吸い取っている様子

自分で鼻をかむことができない赤ちゃんや、お年寄りの人の淡などを吸引できる吸引器です。これは赤ちゃんやお年寄りに使用されていることもあり、比較的安全で効率も良いです。

この方法で行うリスク

リスクを下げる為には比較的しっかりとした吸引器を使ったほうがいいので、その場合は数万円といった感じで値段が高くなってしまいます。
抗生物質、ステロイドなどの薬で濃栓を小さくすることはできる可能性もあるが、病院で処方されることはないかと思われます。個人輸入で抗生物質を入手する方法もありますが副作用の危険もあるのでおすすめしません。
※アレジオンなどは第二世代抗ヒスタミン成分が配合されているので炎症を抑えて濃栓ができにくくなることもあります。

⑤耳鼻咽喉科で取ってもらう

濃栓を自分で取るのは危険な気がするため、安全に取る方法を知りたがっている

病院で除去する時は、吸引器の先に細い管をつけ扁桃についている膿栓を吸い取るなどをします。

扁桃専用洗浄管で水圧をかけて押し出す

扁桃の陰窩に洗浄管を突っ込み、水圧で膿栓を押し流すようにして取ります。

扁桃専用ガラス吸引管で吸引する

扁桃専用のガラス管で吸引して取り出します。吸引の力が強くて多少の痛みもあるかもしれませんが比較的取りやすい方法です。

舌圧子で押し出す

吸引などで膿栓が取れない場合は舌圧子と呼ばれる器具で扁桃を圧迫して、膿栓を押し出すようにして取ります。

舌圧子で濃栓を押し出して取る

手術で口蓋扁桃切除

手術で口蓋扁桃を切除、除去すれば膿栓ポケットである陰窩がなくなり、膿栓が溜まる場所がなくなります。ですが時間の経過とともに他の部分が口蓋扁桃の代わりとなってしまって、その場所に膿栓が溜まってしまうようにおなることもあるようです。

この方法で行うリスク

膿栓を安全に取るには、自分で取るよりも耳鼻咽喉科に行くのがリスクもなく、一番良いです。
しかし、膿栓は誰にでも出来るものであり除去したとしてもまた何度でもできるため、せっかく耳鼻咽喉科に出向いても「取ってもまたすぐ出来る、耳垢のようなものですから。気にしなくて大丈夫ですよ」などと除去してもらえない場合もあります。

自分でも出来る濃栓の予防方法を知りたいと懇願する人

⑥うがいで取る

かなり高い確率で耳鼻咽喉科のお医者さんが

お医者さん
うがいするだけでも膿栓が取れたり防いだりできますよ

と言って膿栓を取ってくれない可能性があります。

しかし、うがいをすると膿栓自体が取れることもありますし、喉を清潔にすることで膿栓ができにくくなる効果もあります。

毎日こまめに水でうがいをするだけならとっても簡単だし、確実な効果があるならなお良いですよね。
膿栓ができやすい人や喉がイガイガするなど普段から喉にトラブルを感じている人はうがい薬を使用してこまめにうがいをするとより効果的です。

うがいをする時は、お口の中をキレイにすることがメインのブクブクうがいをしたあと、上を向いて喉を立てるようにし「オーアー」というような声を出しながらうがいをすると、喉の奥までキレイになります。

この方法で行うリスク

リスクはありませんが、うがいだけでは取れない膿栓も多々あります。

膿栓(臭い玉)をできなくする対策

濃栓ができにくくなる方法があると知る

膿栓を予防するにはうがい以外にも日常的かつ簡単に行える予防法があります。

口の乾燥を防ぐ

口や喉が乾燥すると、唾液による自浄作用が弱まり、膿栓が出来る原因となります。口呼吸の人は鼻で呼吸するように努める、マスクをする、加湿器を使用するなどして口の乾燥を防ぐと共に、ウイルスや細菌からも喉粘膜を守るようにしましょう。

食事はバランスよく取り、食後の歯磨きを習慣化する

仕事の関係で食事の時間が定まらない…などといった人は多いかと思いますが、栄養バランスを考えある程度決まった時間に食事を取るように心がけましょう。
美容や健康だけでなく膿栓対策にも効果的です。

また、食事のあとは歯磨きや歯間ブラシを使用すると膿栓の予防ができます。歯を磨く時間がどうしても取れない場合は、マウスウォッシュだけでも行うと良いでしょう。

サラサラの唾液が出るようにする。

唾液の分泌量が少ない場合や、ネバネバした唾液だと口腔内の自浄作用も弱まり、膿栓の原因となります。サラサラの唾液が出るようにマッサージを行うのもおすすめです。

免疫力が落ちないようにする。

免疫力が落ちる事でも膿栓はできてしまいます。体の菌やウイルスに対する抵抗力が下がってしまうからです。
ストレスや睡眠不足、栄養の偏りなどで免疫力が落ちないようにするのも膿栓対策には重要です。

扁桃を除去する。

膿栓ができる扁桃は、免疫の働きをしているため本来は体に必要な場所です。しかし慢性的な扁桃炎になってしまうと年に何度も喉が赤く腫れて痛くなったり、熱を出したりするようになります。
すると扁桃腺摘出手術を勧められる場合があります。

扁桃腺摘出手術は膿栓を出来なくするための治療ではありませんが、扁桃を切除すると膿栓がまったく出なくなることも多いようです。

濃栓の対策は簡単にできそう!今日からでもはじめよう

膿栓は、危険な方法を選ばなくても改善が可能です。
無理に取ろうとせず、うがいや予防をしっかり行い、それでも気になる膿栓は耳鼻咽喉科に相談するなどしてみてくださいね。

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