「生理中の口臭がひどい…」4つの原因と6つの対策

ただでさえ憂鬱な生理期間中に、原因不明の口臭によけいに気が滅入ってしまうことはありませんか?これは多くの女性が体験することなので、心配はありませんが、生理の前後や生理中に口臭がおこる原因を知り、適切な対処をして口臭を撃退しましょう。

生理前・生理中の口臭の原因は?

普段はそれほど気にならないのに、生理前になると口臭がひどくなる、生理中は、どんなに口腔ケアをしても口臭が続くという悩みを持つ女性は少なくありません。この現象は特別なことではなく、多くの女性が体験していることです。なぜなら、生理の前後、生理中には、女性ホルモンのバランスが乱れるからです。
女性の身体は常に妊娠、出産の為の準備をしています。その為、生理が終わってから排卵までの期間には卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増え、排卵から次の生理までの期間には黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増えます。
このようなホルモンバランスの変化によって、身体には様々な変化がおこります。女性ホルモンのバランスが乱れると、具体的にどのようなことがおき、なぜ口臭に繋がるのかについて確認していきましょう。

抵抗力・免疫力が下がる

生理前、生理中に分泌量が少なくなる卵胞ホルモン(エストロゲン)は、女性らしさ、美しさを作るホルモンとも言われるホルモンで、自律神経に大きなかかわりを持っています。その為、分泌量が減ることによって、自律神経のバランスが乱れてしまいます。自律神経は、心と身体を活動的にする交感神経と心と身体を休ませる副交感神経で成り立っています。その2つの神経がバランスを取り合って私たちの身体の健康を維持しているのです。
交感神経だけが優位な状態が続くと白血球の中にある顆粒球が増えすぎてしまいます。
顆粒球には、外部から侵入してきた細菌や寄生虫と戦って身体を守る働きがあるのですが、増えすぎると、逆に体を攻撃してしまいます。その結果、抵抗力、免疫力が低下し、口内炎などの炎症をおこす、活性酸素が増えて、肌のコンデイションが悪くなる、腸の働きが悪くなって便秘や下痢をおこすなどの現象がおこります。

副交感神経だけが優位な状態が続いた場合には、リンパ球が増えすぎてしまいます。
リンパ球には体内に親友してきたウィルスと戦って身体を守る働きがありますが、増えすぎると、外部の刺激に対して過剰反応をおこして免疫力が下がり、アトピー性皮膚炎、花粉症などを引き起こす、筋力が低下して疲れやすくなる、腸の働きが活発になり過ぎて、便秘や下痢になるなどの現象がおこります。
したがって、自律神経のバランスが乱れると、本来であれば、私たちの身体を守ってくれるはずの抵抗力・免疫力が正常に機能しなくなってしまうのです。

また、自律神経の乱れによって睡眠の質が低下してしまうことも、抵抗力・免疫力を低下させる一因です。
本来、私たちの身体は睡眠中に昼間の疲れを修復し、次の日の活力が養われるのですが、睡眠の質が低下すると、睡眠から得られる恩恵を十分に受けることができません。その為、心と身体の疲れが癒されず、より自律神経のバランスが乱れ、抵抗力・免疫力が低下してしまうのです。
そして、抵抗力、免疫力が下がると、口腔内の細菌が退治されないので増殖し、口内環境が悪化して口臭を引きおこしてしまうのです。

唾液量が少なくなる


口臭にはいくつかの原因があげられますが、その中のひとつが唾液量の減少です。例えば、誰にでもある朝起きた時に感じる生理的口臭は、睡眠中に唾液が減少していたことによって発生する口臭です。唾液には口臭を引き起こす嫌気性菌を活性化させない働きがあります。反対に言えば、唾液量が減り、口の中が乾くと嫌気性菌が活性化して、口臭を引き起こすのです。
唾液の量が減る原因には、水分の摂取量が少ない、交感神経だけが優位な状態が続いている、カフェインやアルコールの過剰摂取で脱水状態になっているといったことがあげられますが、その他に女性ホルモンのバランスの乱れも大きく影響します。
妊娠中の女性が歯周病になりやすい原因のひとつは、ホルモンバランスの変化による唾液量の低下であることからわかるように、生理中にも唾液の量が低下し、口臭が起きてしまうのです。

体温が上昇する

黄体ホルモン(プロゲステロン)は、妊娠を助けるホルモンとも言われる女性にとって重要なホルモンですが、腰痛や腹痛を引き起こす、精神状態を不安定にするといった状態を引きおこすこともあります。そして、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されている時期には体温が上昇します。体温が上昇することによって、口腔内の温度も上昇し、口臭を引き起こします。また、精神状態が不安定になり、ストレスが溜まっている状態も、口腔内の温度を上げる一因です。

PMS(月経前症候群)

生理の前になると、程度の差はあるもののほとんどの女性は心と体調の変化を感じます。
頭痛や腹痛だけではなく、腰の痛み、乳房の張りや痛み、むくみなどの身体の不調、イライラしたり、落ち込んだりする、集中力が無くなる、異常に食欲が旺盛になるなどの心の不調がおこります。常に眠いのに、夜はよく眠れないというようなこともあります。これらはすべてPMS(月経前症候群)の症状です。
この症状は、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れによって発症する為、唾液の量が減る、ストレスが増えるといった状態になりやすく、その状態が普段には感じられないような生理前の口臭を引き起こします。

生理前・生理中の口臭の予防対策


口臭には生理的口臭と病的な口臭、ストレスによる口臭、心理的な口臭、飲食物や嗜好品による口臭があります。このうちで、生理前、生理中の口臭は生理的口臭、ストレスによる口臭、心理的な口臭です。それぞれの口臭に応じた予防方法が必要です。
生理前、生理中には、憂鬱な気分になりがちです。その気分を助長させないよう、口臭を予防する対策を確認しておきましょう。

丁寧に歯を磨く


生理前、生理中には免疫力が低下するので、口の中も通常より細菌が増殖しやすい状態です。その為、生理的口臭がひどくなりやすいので、通常より丁寧な歯磨きが必要です。

1か所を20回以上、歯並びに合わせて磨く

口腔内の細菌は、歯と歯茎の間に溜まりやすいので、歯と歯茎の間に歯ブラシの先をあて、小刻みに動かして磨きます。歯ブラシは鉛筆を持つようにして持ち、力を籠めずに軽い力で磨きましょう。また、歯並びによって磨き残しをしやすい箇所が異なりますので、歯並びに合わせて磨き方を工夫することが大切です。

朝、毎食後、就寝前に歯を磨く

1日3回食事をする人は1日5回、おやつを食べる人は1日6回歯磨きが必要です。就寝前には歯磨き後、デンタルリンスを併用するとより効果的です。

水分を多めに摂る

生理中、生理前には体調の変化によって口の中が乾くので唾液の量が減り、生理的口臭がひどくなりやすい状態です。水分を多めに摂って唾液の量を増やしましょう。コーヒーや清涼飲料水ではなく、水をこまめに飲む習慣をつけることが大切です。

食生活を整える

生理的口臭は腸内環境が悪化している時にもひどくなります。腸内環境を整える為には、食生活を整えることが大切です。1日3食栄養バランスの調った食事を摂りましょう。特に穀類、イモ類、豆類、野菜、きのこ、海藻、果物などに含まれる食物繊維をしっかりメニューに取り入れましょう。また、リンゴやレモンには、唾液の分泌を促す、細菌の増殖を抑えるなど、口臭改善に役立つ働きがあるので、デザートにおすすめです。

適度な運動を心がける

生理前、生理中には精神状態が安定しないので、ストレスが増えストレスによる口臭がおこります。また、普段より神経過敏になり、口臭を気にしすぎて心理的な口臭がおこることもあります。身体を動かしてこのような状態を打開しましょう。水泳やジョギングなど、身体を動かすことであれば、なんでも効果が得られますが、ゆっくりと散歩をするだけでも、十分に気分転換と適度な運動量を得られます。

良質な睡眠をとる

生理前、生理中には睡眠の質が低下するので、良質な睡眠をとる為の工夫も大切です。 就寝前4時間は水以外の飲食はしない 食物が胃の中にある状態で就寝すると、睡眠が妨げられます。
就寝前30分はリラックスする 神経を休ませた状態で睡眠に入ると、良質な睡眠が得られます。室内を少し暗くする、好きな音楽を聴く、アロマオイルの香りを楽しむなど、自分がリラックスできる方法を見つけましょう。

病院で相談する


口臭がどうしても気になる場合には、病的口臭である恐れもあります。生理前、生理中ほどではないけれど、普段も継続的に口の臭いがあるような気がするという状態であれば、病院で相談してみましょう。

歯科で相談

歯周病、むし歯、歯垢や歯石がないか、口腔内のチェックをしてもらえます。病的口臭は、90パーセント以上が口腔内のトラブルによるものなので、始めは歯科医に相談しましょう。歯科医院の中には、口の中の乾燥を改善する漢方薬を処方してもらえる医院もあります。

耳鼻咽喉科で相談

鼻やのど、呼吸器系の病気が原因で口の臭いが発生する場合もあります。歯科医で口腔内のトラブルが発見されなかったら、耳鼻咽喉科の診察を受けてみましょう。

内科で相談

わずかではありますが、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などによって口臭が発生することもあります。歯科医でも耳鼻咽喉科でもトラブルが発見されなかった時には、内科に相談してみましょう。

生理前・生理中の口臭におすすめの商品

クロスフィールド TePe スプリーム


【歯科専売品※ネット通販で購入可】予防歯科先進国であるスウェーデンの大学や世界中の歯科医師・歯科衛生士の強力を得て開発された歯ブラシ。
台形の形をした独特のブラシヘッドでサムパット(親指当て)付きの滑りにくいデザイン。
2層構造で、届きにくい場所まで効率よく磨くことができる。
長いテーパード状のフィラメントが歯間部、短いフィラメントが歯肉と歯面にフィットし、優しいブラッシングができます。
出典:https://www.amazon.co.jp

Ciメディカル Ci800


【歯科専売品※ネット通販で購入可】大き目のヘッドで広く歯面へあてることができるため、ブラッシングコントロールが苦手な人にも使いやすい。
グリップに膨らみと滑り止めが付いているため握りやすくコントロールもしやすい形状になっているため効率の良いプラーク除去に繋がる。
出典:http://www.dental-fit.com

TePe歯間ブラシ


【歯科専売品※ネット通販で購入可】円柱形のブラシが歯間を広げることなく口蓋、舌側も綺麗にすることができる。
また、メタルワイヤーはプラスチックコーティングされているため歯や歯肉にも優しいです。
歯間に隙間が多いと口腔内のプラークが歯ブラシだけでは落としきれないと言われているので、歯と歯の間の汚れをしっかり取り除くために、1日1回は歯間ブラシを使った方が良いです。
出典:http://www.crossf.com

ナガセ オラコンティCL1(歯磨き剤)


【歯科専売品※ネット通販で購入可】『プラークコントロール』『うるおい』『口内環境』の3つをサポートし、天然の界面活性剤使用でアルコールフリー。
唾液を増やし、口臭予防の効果が高い歯磨き剤です。
出典:https://nbc.jp

コンクールF(洗口液・デンタルリンス)


【歯科専売品※ネット通販で購入可】グルコン酸クロルヘキシジン配合の高い殺菌力でプラーク中の細菌を殺菌するため、口臭、虫歯の発生、歯肉炎の予防、歯槽膿漏の予防などに繋がります。
後味がスッキリした優しいマイルドミント味。
出典:http://www.weltecnet.co.jp

ゼクリンMORE 舌クリーナー(舌ブラシ)


口臭の原因の一つは舌苔と呼ばれる舌の表面に付着している細菌です。舌苔を除去するための舌ブラシですが、デリケートな部分のため、場合によっては舌の状態を悪化させてしまうこともあります。口内の細菌は丁寧な歯磨きと、デンタルリンス、水分補給で減らすことができるのでなるべく使わないことをおすすめします。
どうしても舌を磨きたい場合は歯ブラシで磨くなどはせずに、ちゃんとした専用の舌ブラシを使って優しく磨いて下さい。
出典:https://item.rakuten.co.jp

薬用ピュオーラ 泡で出てくるハミガキ


通常の歯磨きの方法とは少し違って、泡を下の上に乗せ、口をくちゅくちゅとさせて泡を口全体に行きわたらせてから歯ブラシで磨くといったものです。
舌の上に泡を乗せることで、舌の上の菌の殺菌に繋がるので舌ブラシで磨くよりもこういった方法もおすすめです。
出典:http://www.kao.com

このほか、もっと口臭ケアのアイテムを知りたい人はこちらの記事もご覧下さい。

正しいケアで、ストレスの少ない生理期間に

生理前、生理中は、唾液が減る、口内の細菌が増えるなど、口の臭いがひどくなりやすい期間です。丁寧な歯磨きと、質の良い睡眠、栄養バランスの調った食事で口臭を予防し、爽やかに憂鬱な期間を乗り切りましょう。



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