自臭症の自己診断チェックとよくある症例や体験談

他人から臭いと思われているような気がして過度に不安になったり、その不安から外出や他人と関わることが億劫になったりする自臭症。別名『自己臭恐怖症』とも呼ばれ、本当はそんなに強いニオイを発していないのにもかかわらず「自分は周りから臭いと思われている、そして自分は臭いんだ」と強く思い込んでしまう病気です。
今回はそんな自臭症のセルフ診断項目と、自臭症でよく見られる症例を紹介します。
自分は自臭症なのではないかと悩む人は参考にしてみてくださいね。
※当サイトの情報が不安を和らげることに繋がれば幸いですが、あくまでも参考までにとどめ詳しくは専門医の指示を仰いでください。

自臭症のセルフ診断チェック項目

自臭症セルフ診断チェック項目


ニオイ対策をどんなにしっかり行ってもすぐ不安になってしまう

他人から「ニオイはしないよ」「臭くないよ」と言われても信用できない

他人が口や鼻に手を当てるだけで、自分が臭いと思われているからじゃないかと考えてしまう


他人が鼻をすすったり咳き込んだりするのは自分が臭いからだと思ってしまう

他人が窓を開けるのは自分が臭いからだと思ってしまう

1日に何度もお風呂に入ったり、制汗剤や制汗シートを使用したりしてしまう

1日に何度もニオイのチェックをしないと不安になる

日々、消臭剤や制汗剤などを大量に使用している

自分のニオイが気になって外に出るのが怖い

自分のニオイが気になって人と接するのが億劫

自分のニオイが気になって電車やエレベーターなど密室や人の密集する場所に行きたくない

鼻にワキガや自分の体臭が染み付いているような気がする

自分の鼻はバカになっているからニオイがしなくても信用できないと思っている

自分のニオイが気になって物事に集中できない

上記のチェック項目に当てはまるものが多く、なおかつ医師や他人に「ニオイはしない」と言われることが多い場合、自臭症の可能性があります。
自臭症は、あくまでも「本当はそんなに臭っていないのに、周りに迷惑になるくらい臭いんだと思いこんでしまう」病気です。もし本当に強いニオイを発しているのであれば、それは自臭症ではありません。
これらの他にも性格的な要素として、

・まじめ
・几帳面
・潔癖
・完璧主義
・人からの評価を気にしやすい

といったタイプの人は自臭症になりやすいと言われています。

自臭症のよくある症例


自臭症の人に話しを聞くと、「臭い自分のせいで迷惑をかけている、申し訳ない」と思っている人が非常に多いんだそうです。

このように優しく人の気持ちを慮れる人、まじめで几帳面な人、他人からの評価(臭いと思われているか)を気にするタイプの人は自分のニオイに対する不安感も強く、自臭症になりやすいと言われています。

また、自分ではニオイを感じられないのは鼻が鈍感だからで「自分の鼻は信用できない」と思いこんでしまったり、「本当は臭いのに周りの人は気を使って臭くないと言ってくれている」と思い込んでしまったりするのも自臭症によくあるケースです。

こういった場合は、クリニックなどでニオイチェッカーなどを使用すると実際に臭気が出ているのか否か数字で確認することができます。数値化することで自分にニオイがあるのかないのかを客観的に評価するのも自臭症かどうかをチェックする指標になりますが、中には機械が壊れているんだと思いこんでしまうケースもあるのだそうです。

また、他人に対して臭くないのに臭いと指摘する「逆スメルハラスメント」もあります。
人は臭いと批判されると全人格を否定されたような気持ちになり、非常に傷つくため、会社にいけなくなる、外に出られなくなるなどスメハラ以上に個人のQOLを落とすのだと言います。
たった1度の軽い意地悪心で言われた「臭い」という言葉で、その後の人生を大きく左右されてしまう人もいるのです。

実際に自臭症で悩んでいる人の体験談

公共の場所や大学で、他人の鼻すすりや咳払いあくびなどを聞くとビクビクするようになり、 「私のニオイのせいだ!ごめんなさい!」と申し訳ない気持ちになり、 同時に「こんなに周りに迷惑をかける自分なんか死んだ方がましだ・・」と少しずつ死を考えるようになりました。 そして、学びたくて入学した大学を3年生の時に中退してしまいます。今思うと、とてももったいない事をしたなと思います。

出典:https://www.nioi-taisaku-network.com/jisyuusyou_taikendan_1_3.html

このように自分のニオイに対する申し訳なさや、他人の行動や反応への不安から進学を諦めてしまったり、大学や会社を辞めてしまったりする人もいるようです。
自殺を考える人や、最悪の場合本当に自ら命を絶ってしまう人もいるのです。

臭いで悩んでいる場合、悩んでいる部位にはかなり執着して対策しますが、 他の部位については無頓着なケースが多いかなと思います。 オフ会で会った人の中でも、 ワキガで悩んでて何回か手術をしたり、色んなデオドラントを試していたりして対策してるのに、口の中は虫歯だらけだったり、 口臭で悩んでて口の中は完璧なのに、体臭には無頓着、ワキガ体質を自覚してるのに何も対策していなかったり、 広義な臭い対策という意味では矛盾している方が結構散見されます。 私もそうでしたが、「悩んでいる部位の臭いが強烈なので、他の部位が多少ニオイがあっても問題ないだろう。」という心理があるのかもしれません。

私は口臭メインで悩んでいますが、オフ会で臭いを指摘されたのは体臭だったりワキガのような臭いだったりします。 他の方も悩んでいる部位以外を指摘されるケースもあり、臭いが無いところばかり対策し、臭いが有るところはずっと放置というのは最悪の状態だと思います。 そうゆう観点においても自分の臭いを正しく理解することは大事だなと思います。

出典:https://www.nioi-taisaku-network.com/jisyuusyou_taikendan_2_8.html

こちらは非常に興味深いケースです。
自臭症で人一倍ニオイに気を使っているにもかかわらず、「自分が気にしているニオイ」以外のニオイには無頓着だったり、気づいていない・気づいていても対策をしていないというケースがあったりするのです。
ニオイに悩む人同士のオフ会や集団で受ける治療などを通じてこのような自意識と他人が実際に感じているものに対する乖離をしっかりと認識して、正しい対策をすることが必要です。

私は自臭症っぽかったからこの女性の気持ちわかる。
念入りな歯磨き、フロス、舌磨き、口臭予防のミストなど対策もして、歯医者で機械で口臭の測定もしてもらった。
測定結果は口臭はほぼ無しだったけど、機械がおかしいんだと思い込んでたよ。
人前で話せなくなるし、自信も無くなる。
全ての人の行動が自分の口臭と繋がるんだよね。
けっこう辛いよ。
対策しても気になるから、精神の問題なんだよね。
ちょっとしたことで誰でもなる可能性はあるよ。

出典:https://girlschannel.net/
このように、もともと自臭症気味だった人が当時を客観的に振り返ったコメントなどは非常に参考になりますね。
この方も、口臭の数値を計る機械を使い「ニオイが無い」という結果が出ても、機械が壊れているのではないかと思いこんでいたそうです。

自臭症が悪化してくると自分の感覚や周りの意見、機械の数字に至るまでも信じられなくなり、「ニオイがあるのに誰もわかってくれない」という絶望感に苛まれ、次第に治療や周りの人の協力に関しても消極的になってしまう場合もあるようです。

まとめ


自臭症は本当に臭っている場合は少なく、悩んでいるニオイは気のせいであるということがほとんどです。
当人は真剣に悩んでいても、周りからすると気になるようなニオイは感じられないような場合や、口臭で悩んでいても違う部位が臭っている場合もあり、ワキガや汗臭・口臭など「本当に臭っている」ニオイの悩みよりも治療は難しいのです。
まずは一人で悩まず、お医者さんや周りの人に話しを聞くことが第一歩。
同じ悩みを持つ人達の集まりに参加して、悩みを持っているのが自分だけではないと知ることも悩みを和らげることに繋がります。
当サイトを見て「もしかして私(家族、友達)は自臭症かもしれない」と思った方は一人で悩まず、一度クリニックを受診してみてください。
専門のお医者さんやカウンセラーに相談することで悩みの解決につながることもあります。
焦らず、ゆっくりと悩みに向き合い、治療をしていくことが大切です。

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