暑い夏、季節に負けずにかわいくおしゃれしたいですね。
でもどんなに可愛い洋服を着ていても臭いや汗が気になっては楽しい気分が台無しになってしまいます。

特に外出先で臭いが気になったときなどサッとケアできるアイテムは欠かせません!
今回は出先で気軽にできる臭い対策を4つ紹介します!

脇の臭いが発生する原因

対策を紹介する前に、まずはなぜ臭いが発生するのかを簡単に説明します。

人は暑いときや緊張したとき、汗をかきます。汗をかくことで体温を一定の温度に保っているのです。
恒温動物である人間は、心臓などの臓器の温度をおよそ37度に保っています。

運動をしたり、暑い外気に触れたりして体内で熱が生産されると、その熱を体外に放出することで熱量のバランスを取り、体温を一定に保つのです。

汗が出る腺には2種類ある

汗にはエクリン腺から出る汗と、アポクリン腺から出る汗の2種類があります。
エクリン腺は爪や唇、亀頭、粘膜部分、外耳道など特定の部位以外のほとんどの部位に分布しています。

皮膚の表面から1~3ミリの比較的浅い真皮層にあり、主に体温調節のために働いています。

アポクリン腺は外耳道や外陰部、乳輪などごく限られた場所にのみ存在し、真皮層より深い皮下脂肪層に分布しています。毛穴と一致した場所に存在し、その多くは脇の下に存在します。


アポクリン腺はいわゆる「フェロモン」を司るため、体温調節ではなくニオイを出すだけの役割となってしまっています。

そんなエクリン腺とアポクリン腺のどちらから分泌される汗も、出てすぐはほぼ無臭です。
ほぼ無臭の汗が皮脂腺から出た皮脂と混ざり合い、それを体表面にいる雑菌が食べて分解。
臭いが発生します。

発生した臭いは、汗の水分が蒸発する際などに拡散され、それが「体臭」や「ワキガ臭」となります。

エクリン腺、アポクリン腺、皮脂腺から出る汗が臭くなる仕組み

エクリン腺、アポクリン腺、皮脂腺から出る汗が臭くなる仕組み

このように、体臭やワキガなど「気になる臭い」の原因は汗と雑菌、そして皮脂であることがわかります。

外出先で使える制汗デオドラントはどんなものがあるの?

嫌な臭いの原因がわかれば、あとは対策を行うだけです!
デオドラントアイテムには色々な種類があるので、まずは簡単にメリット・デメリットを合わせて紹介します。

制汗スプレー

脇汗ケアと言えば、制汗スプレーが一番メジャーなのではないでしょうか。
BanやAg、8×4など…パッと思いつくだけでもいろいろな種類の製品が頭に浮かびますね。

スプレータイプで、サラサラとしたパウダー成分が汗に反応して弾けて拡散し、その拡散した粒子がニオイ分子を吸着して中和することで消臭するというメカニズムです。


商品によって無香料のものや、香料が含まれているものまで様々です。

メリット

・リーズナブル

・どこにでも売っているのでいつでも手に入る

・スプレーをかけた際ひんやりとして清涼感がある


デメリット

・凍傷や火傷の危険性がある

・使いすぎると肌トラブルの原因になる

・さまざまな化学物質が含まれるので吸い込まないようにする(咳が止まらなくなったり呼吸が苦しくなったりする場合がある)

・皮膚刺激が強いので除毛直後は使用しない

・可燃性のガスが含まれているため火器の傍で使用できない

・アルコールが含まれているので肌が弱い人は要注意

汗拭きシート

こちらもかなりメジャーなアイテムですね。
女性も男性も愛用者は多いのではないでしょうか。
脇汗はもちろんのこと、顔にも使えるものや、体全身に使えるものも多いです。

こちらもコンビニなどどこでも買えることや、手軽に使えるところで人気の商品。シートで体を拭うことで肌の雑菌やベタツキ、汗を綺麗に拭き取ることができます。

メリット

・リーズナブル

・どこにでも売っているのでいつでも手に入る

・汗や皮脂、雑菌をしっかり拭きとれるのでニオイの原因を根本からキレイにできる

・ひんやり感を得られる、美肌効果があるなど、ニオイケア以外の効果を得られるものもある


デメリット

・アルコールが含まれているので肌が弱い人は要注意

・使いすぎると肌の乾燥に繋がる

・その時出ている汗を拭きとることはできるが、汗を抑える効果は弱い

デオドラントクリーム

こちらも最近ちょくちょく見かけるようになりました。
デオドラントアイテム専門で販売してる会社などは、クリームやストーンタイプなど固形や半固形の商品が多い印象です。

デオシートやスプレーよりは値段が高かったり、手に入りづらかったりする印象がありますが、その分制汗効果・臭いを抑える効果が高いです。

メリット

・臭いを抑える効果が高い

・制汗効果が高い

・殺菌効果が高く、殺菌成分がしっかり肌の上に密着する

・小さめパッケージのものも多く、クリームなので外出先でもサッと使える


デメリット

・制汗効果がないものもある

・値段が高かったり、通販などその場で買えないものも多い

デオドラントウォーター

シーブリーズなどに代表されるデオウォーターは、化粧水のように全身になじませて使います。

パウダーやミントの精油、メントールなどを配合し、サラっとした使用感とサッパリとしたクールな使い心地を得られます。


収れん効果のある成分を配合しているなど、汗を抑える働きもあります。

メリット

・手軽に使える

・どこでも買える

・リフレッシュ効果が高い


デメリット

・液体なので外出先では使いづらい

デオドラントパウダー

これは少し珍しい印象ですね。
フェイスパウダーのようにパウダー状のデオドラント成分が容器に入っており、パフで体につけていきます。


皮脂吸着パウダーが汗や皮脂を吸着して、さらに抗菌成分なども配合されており菌の繁殖を防いで臭いを予防します。

メリット

・手軽に使える

・広範囲に塗りやすいため、デコルテや背中など面積の広い場所に使いやすい


デメリット

・肌が汗をかいて濡れた状態で使用するとパウダーが上手にお肌に乗らないので濡れティッシュなどで肌を清潔にして乾かしてから使用する必要があり、手間がかかる

・パフが皮脂で汚れるので、定期的に洗浄する必要がある

脇汗パッドやパット付きインナーを着る

その他の対策として脇汗パッドなどもあります。
取付タイプの脇汗パッドならば出先でもドラッグストアなどで購入できますし持ち運びも楽ですよ。
また脇汗パッド付のインナーなどもあるので、あらかじめパット付きインナーを着て外出したり、着替え用として持参しておくのも対策の一つです。
自分で汗っかきだと認識していてニオイにも気を配っている人は、着替え用のシャツを持参している人は多いですよ。

脇汗パッドでも対策しておきたいならば男性はこちらの記事もご覧ください。

女性はこちらの脇汗パッド付きインナーの記事をご覧ください。

このように、デオドラントアイテムには色々な種類があるので、
その中から自分のニーズにあった商品を選ぶと良いでしょう。

シーン別おススメケアアイテムはこれだ!

色々なデオドラントアイテムを紹介しましたが、ここではシーン別にいくつか商品をピックアップしていきます。

とにかく臭いを抑えたいとき

・デオドラントクリーム
・制汗スプレー

サラサラ感を重視したいとき

・制汗スプレー
・制汗シート
・デオドラントパウダー
・デオドラントウォーター

肌に優しくしっかりケアしたいとき

・デオドラントクリーム
・デオドラントパウダー

まとめ

デオドラントアイテムにはいろいろな種類がありますね。
どのアイテムにも長所と短所が存在します。
自分の悩みやシーンに合わせて、いろんなアイテムを駆使するのが臭いケアへの近道と言えるでしょう!

また、ケアをする際はウエットティッシュなどで脇の汗を拭きとり、清潔にしてからケアアイテムを使用すると、より効果を感じられますよ。

この記事を書いた人

r.t

歯科衛生士
スキンケアアドバイザー


2匹のチワワと暮らしています。
ペットとの生活臭が気になるところから、体臭などの全身の臭いケアについても勉強するようになりました。

歯科衛生士として都内のクリニックに4年勤めたのち、現在は化粧品メーカーに勤務する傍ら美容について日々勉強しています。

歯科衛生士の視点とスキンケアアドバイザーの視点から、気になる臭いのケアについてご紹介していきたいと思います。

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2匹のチワワと暮らしています。
ペットとの生活臭が気になるところから、体臭などの全身の臭いケアについても勉強するようになりました。

歯科衛生士として都内のクリニックに4年勤めたのち、現在は化粧品メーカーに勤務する傍ら美容について日々勉強しています。

歯科衛生士の視点とスキンケアアドバイザーの視点から、気になる臭いのケアについてご紹介していきたいと思います。

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