制汗剤にはさまざまな種類がありますが、悩みやシーンによっておすすめのタイプが異なります。

それぞれのメリットやデメリットを知った上で、自分に合うのはどの制汗剤なのかを見極めていきましょう。

制汗剤のタイプは7種類!

制汗剤には、主に7つのタイプがあります。
その特徴や、メリット・デメリットを次に紹介していきます。

扱いやすさや実際に塗った時の感触、また制汗作用の持続時間など、あなたが求める特徴に合ったタイプはどれでしょうか?

スプレータイプ

スプレータイプの制汗剤は、ひと押しで広範囲に吹き付けることができるので、手の届きにくい背中にも使えるのがメリットです。
直に肌に付けないので衛生的で、またサラサラした質感やひんやりとした感触を好む人におすすめです。


しかし、ロールオンやクリームと比べて制汗作用が持続しにくいといったデメリットの他、使い方によっては凍傷の原因になる場合も。

使用する際は、吹き付けたい箇所から10〜20センチほど離し、3秒以上噴射しないように注意しましょう。

ロールオンタイプ

ロールオンタイプの制汗剤は、容器の先に付いている球体で肌に直接制汗剤を塗ることができます。
手を汚さずに制汗剤をきれいに塗り込むことができ、塗りムラが生じにくいのがメリットです。

スプレータイプに比べると、制汗作用が持続しやすいのも嬉しいポイントですが、デメリットとして乾くまでに時間がかかる点や、直塗りした球体部分を何度も使用するので、スプレータイプに比べると衛生的な面でやや劣ることも。


使用前は、シートタイプの制汗剤であらかじめ皮膚を殺菌すると良いでしょう。制汗作用が長く続くタイプを求めている人や、持ち運びしたい人におすすめです。

スティックタイプ

スティックタイプの制汗剤も、ロールオンタイプと同じように、手を汚さず制汗剤を直塗りできるのが特徴です。
固形なので乾きも速く、塗った後にサラサラ感を得られるといったメリットがあります。

ただし、製品によってスティック部分の硬さが異なり、また長期間使用することでスティック部分が乾燥すると、硬化して使用できなくなるデメリットも。


ロールオンタイプ同様、直塗りを繰り返すので衛生面で不安な人はシートタイプとの併用をおすすめします。

クリームタイプ

クリームタイプの制汗剤は、指に出して肌に塗り込む制汗剤です。
クリームならではの伸びの良さが特徴で、指で塗ることで皮膚にしっかり密着させることができるのもメリットです。

また、製品によっては撥水作用に優れているタイプもあり、汗をかきやすい時期やレジャーシーンに活躍します。
そして、他の制汗剤に比べると無添加のタイプも多いため、デリケートな肌質の人や赤ちゃんにおすすめです。


唯一のデメリットは、指や手が汚れてしまうこと。

塗るたびに手を洗う手間がかかりますが、肌への優しさを求める人はクリームタイプを使用しましょう。

パウダータイプ

パウダータイプの制汗剤は、粉末状になった制汗成分をパフにとり、気になる部分に直接付けるのが特徴です。

皮脂を吸着するパウダーがベタつきを抑え、臭いの原因となる雑菌をブロック。サラサラ感を持続させます。水分を含まないので、軽やかな付け心地も嬉しいポイントです。

一方、パウダーという性質上、粉をのせた部分が白浮きする場合も。

サラサラした質感を求めている人におすすめのタイプです。

ミストタイプ

ミストタイプの制汗剤は、液状の制汗成分をスプレーで噴霧するのが特徴です。
スプレータイプと違ってガスで噴射するわけではなく、中身がミスト状になって皮膚に密着するため、スプレータイプでは味わえないみずみずしさを実感することができます。

ただし、ロールオンタイプと同じように乾燥に時間がかかる場合も。


ミストタイプには香りの良い製品も多く販売されているので、汗を抑えるだけではなく、香りで汗の臭いをカバーしたい人におすすめです。

シートタイプ

シートタイプの制汗剤は、制汗成分の液体を染み込ませたシート状になっています。
汗をふき取り、臭いの原因となる菌を殺菌することにより、肌を清潔な状態にすることができます。

また、外出先でも持ち運びがしやすく、他の制汗剤と併用することで消臭効果アップが期待できます。
しかし拭き取ることで肌に摩擦が生じるため、デリケートな肌質の人は肌荒れを起こす場合も。

また、コスパも良いとは言えません。汗を拭き取るのと同時に殺菌ができるという機能面を求めている人におすすめです。

そのほか、汗じみも同時に気になる場合は脇汗パッドやパッド付きインナーの着用も対策としておすすめなのです。
女性用の脇汗パッド付きインナーならこちらの記事をご覧ください。

男性用の脇汗パッドをお探しならこちらをご覧ください。

自分に合う制汗剤の選び方

ここからは、自分に合う制汗剤の選び方を紹介していきます。
生活シーンに合わせて、今の自分に合う制汗剤を見つけてみてください。

外出先でも汗を抑えたい場合

外出先でも汗を抑えたい場合は、持ち運びに便利なロールオンタイプやスティックタイプ、ミストタイプがおすすめです。

手を汚さずにサッと使用することができるので、化粧直しのタイミングでいつでも汗を抑えることができます。
すでに汗をかいていて不快に感じる場合は、シートタイプを併用しましょう。

シートタイプは、汗を拭き取ると同時に、臭いの元になる菌を殺菌することができます。
また、汗や皮脂、汚れを取り除いておくことで、ロールオンの球体部分やスティックの先端部分を衛生的に保つことができるのでおすすめです。


シートタイプを使わない場合も、制汗剤を塗布する前は必ず汗を拭き取っておきましょう。

脇汗が止まらないくらい多い場合

脇汗が止まらないくらい多い場合は、
優れた制汗効果が期待できるクリームやスティックタイプを使用しましょう。

クリームタイプやスティックタイプは、皮膚に付く量も多く、制汗成分をしっかりと密着させることができるので、制汗効果をより実感することができます。

中には冷却作用で体感温度を下げたり、収れん(引き締め)成分で瞬間的な効果が期待できるスプレータイプもありますが、脇汗をたくさんかいている状態だと、固まったり流れ落ちる場合があるのであまりおすすめできません。

汗に加えて、臭いも気になる場合

汗をたくさんかくと同時に、汗の臭いが気になって落ち着かないという人もいるでしょう。
例えば、通勤・通学で公共交通機関を利用しているときやエレベーターなどの人が密集する場所にいるときなど、汗の臭いで周囲に迷惑をかけているのではないかと不安に感じることもありますよね。

そのように汗だけでなく、臭いも気になる場合には、シチュエーションに合わせて制汗剤とデオドラントを併用しましょう。

制汗剤とデオドラントは異なる!?

「制汗剤とデオドラントは一緒なのでは…?」と思う人が多いでしょう。

しかし、厳密に言うと異なります。
制汗剤は汗や皮脂の吸着作用、また肌を引き締めて
汗の分泌を抑える制汗作用を目的として作られています。

成分でいうとフェノールスルホン酸亜鉛や、
各種のアルミニウム塩が配合されているケースが多いのが特徴です。

一方、デオドラントは、主に消臭作用を目的として作られています。
成分でいうと、臭いのもととなる菌を殺菌する酸化亜鉛や酸化マグネシウムなどがあり、
なかには香りで臭いをカバーするマスキング剤(香料)が配合されているケースもあります。

まとめ:悩みに合った制汗剤を選びましょう

制汗剤はタイプによって特徴が異なります。

悩みや目的、使用する場面に応じて適切なものを選べば、悩みの解決へとつながることでしょう。

制汗剤を使用する際、一度開封すると空気に触れて酸化してしまうため、性質が徐々に劣化していきます。十分な効果を発揮し、悩みをスッキリ解消するためにも、衛生的に保つことはもちろん、シーズン中に使い切るように心がけましょう。

この記事を書いた人

岸田茉麻

コスメコンシェルジュ。
日本化粧品検定1級所持。

現在は美容ライター・エディターとして活動しており、コンテンツ制作や美容サイトの監修に携わっています。
大手出版社に就職するも、美容への憧れを捨てきれず化粧品会社へ転職。美容部員として現場経験を積み、女性の抱えるお悩みにたくさん触れてきました。
美容はもちろん、食生活に関するアドバイスも行っています。特に、美白ケアやアンチエイジングに関することはお任せください。

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日本化粧品検定1級所持。

現在は美容ライター・エディターとして活動しており、コンテンツ制作や美容サイトの監修に携わっています。
大手出版社に就職するも、美容への憧れを捨てきれず化粧品会社へ転職。美容部員として現場経験を積み、女性の抱えるお悩みにたくさん触れてきました。
美容はもちろん、食生活に関するアドバイスも行っています。特に、美白ケアやアンチエイジングに関することはお任せください。

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