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お弁当やジュースなど手軽に買い物できるコンビニは、選んだ食べ物によって体臭を強くさせたり、逆に臭いを抑える商品があります。どんな食べ物が体臭に影響するのかを知っておけば、いざという時に役立ちます。
コンビニの食べ物で体臭は変化するの?
体臭は、毎日の食べ物によって大きく左右されます。食べ物によって良い匂いや悪い匂いがあるのですが、食べ物自体の匂いと体臭は関係しているのか気になるところですね。
良い匂いの食べ物は体臭も良い匂いになる?
良い匂いのする食べ物を食べたからといって、必ずしも体臭が良くなるとは限りません。なぜなら、食べ物に含まれる成分が体内でどう働くかが体臭を左右させるカギとなるからです。
たとえば、良い匂いの代表的な食べ物といえばケーキなどのスイーツ。ケーキを食べたからといって体臭が甘くなることはありませんよね。ですが甘いものばかり食べていると体臭が臭くなってしまうことがあります。
これは食材に含まれる脂質や動物性たんぱく質など、汗に含まれる成分により影響していることが原因です。ケーキやチョコレートなど、甘い物ばかり食べていると体臭が臭くなりやすい環境を作ってしまいます。
ただ、良い匂いがする食べ物の中でもイチゴやバナナなどのフルーツは、脂質などの酸化を抑える抗酸化作用があるため、定期的に摂取すると体臭の悪化を防ぐことができるため、嫌なニオイがしにくくなることもあり、良い匂いの印象を持たれやすくなります。
臭い匂いの食べ物は体臭も臭くなる?
臭い匂いを感じる食べ物は、体臭と直接的な関係があるため臭くなる場合が多いです。臭い匂いの代表的な食べ物といえば、ニンニクやネギなどの香味野菜をたっぷり使った焼肉やギョーザですよね。これらの食べ物を食べた翌日、体から同じ匂いを感じたことありませんか?
匂いのキツい食べ物は食材に含まれる成分が血液中を巡り、汗と一緒に分泌されるため強烈な体臭を感じさせます。また、自分にとっては良い匂いでも、人によっては臭いと感じるアルコール飲料も同じく、体内で分解されると体臭を強めるアセトアルデヒド成分が作られ、体臭を臭くさせます。
体臭を臭くさせる原因についてもっとしりたい人はこちらの記事もご覧ください。
コンビニの食材で体臭対策するならコレ!
手軽に買い物ができるコンビニですが、食材の選び方次第で体臭が予防できます。毎日のようにコンビニで買い物をしている人は、いつもどんな食べ物を買っているのか見比べてみてください。
納豆&めかぶ
納豆とめかぶを単体で食べるより、2つ一緒に組み合わせて食べると体臭対策をより高めてくれるんです!しかし、納豆って臭い食材なので「体臭予防に効果的なの?」と思われる人も多いのではないでしょうか。
納豆は発酵食品なので善玉菌を増やす乳酸菌がたくさん含まれています。また、納豆菌という胃酸に強い性質の成分が多く含まれており、腸内環境に生きて届き体臭の原因となる悪玉菌減らす働きがあります。
めかぶには、粘り成分である“フコイダン”が多く含まれており、体内に発生するアンモニアなどのニオイ成分を包み込んで体外へ便などと一緒に排出する働きがあります。
どちらも体臭対策にとって嬉しい働きがありますが、組み合わせて食べることで腸内環境をより良い環境にしてくれます。
ヨーグルト
ヨーグルトは腸内で臭いの原因を作り出す悪玉菌を減らす働きがあります。悪玉菌が腸内に増えてしまうと、腸のぜん動運動が低下し便秘へつながります。便秘が続くと血液中に腸内で作られた臭いの原因である有毒ガスが流れ出し、体臭を臭わせてしまいます。ヨーグルトを食べて善玉菌を増やすことで、腸内の動きが活性化されて便秘解消されます。
梅干し
体臭は血液や汗などが酸化したことにより臭いを強くさせます。体内環境をアルカリ性に保つことで、酸化対策がおこなえます。梅干しは食材の中でもアルカリ性に優れた食材で、血管収縮を予防するマグネシウムや精神面を安定させるカルシウムなどが豊富に含まれています。
また梅干しにはクエン酸が含まれており、アンモニア臭などを発生させてしまう肝臓の弱りを正常化させ、体臭対策をより高めてくれます。
緑茶
緑茶にはカテキンと呼ばれる苦味成分が含まれています。この成分は抗酸化作用、抗菌作用、消臭作用など、体臭の臭いをかき消してくれる働きがたくさんあります。昔からお茶の茶殻を使って掃除をするなど、臭い対策にも使われてきました。
緑茶を飲む週間をつけておくだけで皮脂の酸化や悪玉菌などの雑菌繁殖を抑えることに役立ちます。
サラダ
コンビニの弁当コーナーには、お弁当と一緒に食べられるトマトやほうれん草などサラダだけのセットが販売されています。
野菜には食物繊維が豊富に含まれており、腸内に溜まった便を柔らかくしたり、量を増やして排出させる働きがあります。腸内に便が留まっていると、有毒ガスが発生して体臭を臭くさせます。油っぽい食べ物が好きな人は、とくに野菜も一緒に毎日買って食べることが理想的です。
ただし、野菜の中でもブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科は、硫黄混合物が含まれているため、食べ過ぎると硫黄のような悪臭を感じてしまう場合があるので注意が必要です。
コンビニで買える体臭に悪い食べ物(飲み物)
コンビニに入ると、ついついアレコレと買い物をしてしまいますよね。
コンビニに入ったらまずおやつコーナーやお酒のコーナーにまっしぐら!という人も多いと思います。気がついてはいると思いますが、おやつコーナー、お酒コーナーはコンビニの中でもトップクラスの危険地帯ですよ。
ポテチ(ポテトチップス)
油で揚げたポテチはパリッとして美味しいのですが、毎日食べていると体臭を臭くさせます。その原因が過酸化脂質が含まれていることで、悪玉コレステロールが体内に増えてしまうからです。
血液中に悪玉コレステロールが溜まると、中性脂肪や内臓脂肪が増えてしまい、汗や皮脂腺から臭いの強い成分が分泌され体臭を悪化させます。
それでもどうしてもポテチはやめられない止まらない!という人はノンフライと記載されたポテチを選んだほうが良いですよ。
お酒・ビール
ビールを飲むと体がポカポカと体温が上がるため、汗をかきやすい環境を作ります。急激に汗をかくと、緩やかに汗が流れるのと違い、ニオイ成分が多く含まれてしまうため体臭を臭くさせます。
また、アルコールが代謝させると臭い菌であるアセトアルデヒドや酢酸などの物質が作られ、汗などに混ぜって一緒に流れるので体臭を強めてしまいます。
唐揚げ
コンビニのホットフードで定番の唐揚げ。お酒のおつまみやおやつとして食べる機会が多いのですが、唐揚げには動物性脂肪が多く含まれているので、ほかの食べ物よりも皮脂の分泌量が多くなり、酸化した皮脂によって体臭を臭くさせます。肌がベタベタして油臭い人は、唐揚げなどの動物性脂肪の摂り過ぎが関係している可能性が高いです。
牛肉弁当
牛肉弁当には動物性脂肪が多く含まれた肉や、強烈な臭いを放つ物質・アリシンが含まれたニンニクや玉ねぎなどが含まれています。フタを開けただけでも「あ 誰か牛肉弁当の食べてる!」などと周囲に気づかれてしまうことがあるぐらい臭いを強く感じますよね。
牛肉弁当に含まれた食材の成分が体内で吸収、分解されると、皮脂や汗として分泌されます。とくに、動物性脂肪を取りすぎると、皮脂量が多くなってしまうので、食べ過ぎには気をつけましょう。
コーヒー
挽きたての豆で入れたコンビニのコーヒーって美味しいですよね。行くたびについつい買ってしまう人も多いと思います。コーヒーにはカフェインが多く含まれていることで有名ですが、この成分が体臭を臭わせてしまう原因でもあるんです。
カフェインが体内に吸収されると、交感神経が高まりホルモンが活性され皮脂の分泌量が増えます。コーヒーは油分が多く、皮脂を酸化させるのも原因のひとつです。
コーヒーは脂肪燃焼をサポートするクロロゲン酸が含まれているのですが、このクロロゲン酸はポリフェノールの一種で体臭の予防にも良い効果があると言われています。
ですが鉄分と結合しやすい性質があり、飲みすぎると鉄分不足を引き起こしてしまいます。
その結果、鉄不足の体内は血行不良となり、体臭から皮脂の臭いを感じやすくなってしまうのです。
ただ、コーヒーは悪い飲み物と決めつけてしまうわけにはいきません。
がん予防にもなると(まだ研究中)言われていますし、心臓病のリスクも軽減するともいわれています。
適度に飲めば体臭の予防にもなるので、飲み過ぎは控えて、適度な量を飲むように心がけましょう。
まとめ
コンビニはいろんな食べ物が売られており、ついつい脂っぽいものなどを選びがちですが、体臭が気になる人は抗酸化作用などの働きを持つ商品を選び、食べ物に注意しましょう。
臭いラボパートナー 編集部
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